2007年03月05日

Education in Asia: A Comparative Perspective

Education in Asia: A Comparative Perspective



Akiko Kamogawa
Research Fellow, Japan Society for the Promotion of Science (JSPS)


本報告は、アジアにおける女性の教育と科学技術に関するデータ収集の現況と今後整備する上での課題について明らかにするものである。殊に、教育のアクセスとコース選択という観点から、女性の教育と科学技術に関するデータ収集する上での視座を提供しようと試みた。本報告の概要は以下の通りである。
まず、女性の教育と科学技術に関するデータ収集のフレームワークとして、教育と職業との関係性を図示した。次に、本ワークショップにおいて、各報告者から紹介されたデータについて、アクセスとコース選択という観点から分類した上で、既存のデータの特徴をまとめた。特に、男性優位のコースと女性優位のコースに分けられる、コース選択に関するデータについて、日本の事例を挙げながらその収集状況を示した。最後に、結論として、第1に、各国の教育制度の類似性と相違性を理解すること、第2に、各国の詳細なデータを改めて収集すること、第3に、それらを比較分析しうるまでに整備することという3点を挙げた。

[DOWNLOAD]

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/3474258

この記事へのトラックバック